シマノから2019年発売のスコーピオンロッドやワールドシャウラの品番は他シマノ製バスロッドと品番の書き方が違います。
過去のスコーピオンロッドや初代シャウラなども、現行のワールドシャウラと同じ品番の書き方ですが、他社製のバスロッドと違うため、新たにワールドシャウラ等に入れ替える方は品番の見かたがややこしいと思います。(私もはじめはわかりませんでした)
上の画像は19スコーピオン1652Rの品番です。
①について
一番頭の数字については、1がベイトモデル、2がスピニングモデルとなっており、ベイトは1○○○~、スピニングは2○○○~となっています。
②について
②の数字についてはロッドの長さになります。
前の数字がフィート、後ろの数字がインチ表示となっています。
ですが65や75については1フィート=12インチの半分、6.5フィート、7.5フィートといった数字になるため、実際の長さは6フィート6インチ、7フィート6インチといった数字になります。
15101Fや17114Rなどはそのままインチ数まで記載されているため、レングスについてが一番ややこしい点だと思います。
③について
③の数字についてはロッドパワーです。
0番から順に重量のあるルアーを扱える硬いロッドになっていきます。
現行のワールドシャウラ、スコーピオンについては0番から5番のパワー表示がされています。
目安としては2番が他製品のM(ミディアム)相当のパワーとなります。
④について
④についてはロッドのテーパー(曲がりの調子)表示となります。
FF→F→RF→R→RS→S→SSと順に、先調子から胴調子になっています。
⑤について
⑤はロッドの継数の数になります。
グリップ交換のできるワールドシャウラについては3本継、その他のワン&ハーフモデルは2本継になります。
ツアーエディションのようなパックロッドや、ワン&ハーフではない一部ロングロッドは3本継から5本継です。
初めてみると分かりにくい品番かもしれませんが、見かたが分かると、品番でだいたいのロッドのテーパーも分かり、ロッドを選ぶ際に分かりやすいので便利です。
シマノも品番の書き方を統一してくれれば分かりやすいんですけどね。